葉が落ちて、凍てつくほどに甘くなる
雪国のふじりんご
11月、雪が舞い始め葉も落ちた山形県朝日町のりんご畑。果肉が何度も凍てつき、溶けることで完熟していきます。
朝日町は全国有数のりんごの名産地。その美味しさの理由は、山あいの寒暖差と厳しい冬の寒さ、そしてその自然に負けない細やかな人の手入れです。
りんご作り45年以上の清野さんが育てる「本ふじ」は、清野さんが納得するまで樹上で完熟させてから収獲します。
噛めば驚くほど濃密な味で、何十年もリピートする方がいるほど絶品のりんごです。
和合平のふじりんごは厳しい自然の中でもあえて袋をかけずに育てる為、表面がややざらついています。
その分、完熟まで日光を存分に浴びていて味の濃さがまるで違います。
※蜜入りでない場合がありますが、品質は蜜入りと変わりません。
日本有数のりんごの産地・和合平
山奥にある小さな集落、朝日町和合平地区。山々に囲まれた丘陵地帯、眼下に広がる雄大な最上川。日中の寒暖差が大きく、土壌が重粘土質のため、みずみずしさと、酸味、甘みのバランスのとれた濃厚な味わいのりんごが収穫されます。
頑固親父のこだわり
和合平地区で30年以上りんご栽培を続ける清野さん。りんごが大好きで、実直な人柄がりんごに伝わっているかのように、本当に美味しいりんごを作り上げます。
清野さんは、りんご作りに決して妥協することなく、美味しい完熟りんごができるまでは絶対に出荷しない頑固親父。清川屋スタッフなら誰もが、清野さんのつくったりんごなら、間違いない!と絶大な信頼を寄せる農家さんです。
おいしさの秘密の1つは土壌の良さ。でも自然の条件だけで美味しいりんごはできません。
「長年続けてようやく、この樹は良い樹か弱った樹か、樹一本一本の違いにあわせた世話ができるんだ。」と清野さん。まるで自分の子供のように樹の一本一本の状態にあわせて有機肥料による追肥など細やかな手入れを行います。
樹をみきわめるベテランの技、樹への愛情があってこその美味しさなのです。