パリッとした食感が絶妙!夏に欠かせない季節限定品
〝めづらしや山をいで羽の初なすび〟と松尾芭蕉が鶴岡に滞在した際に詠んだ句に登場する茄子は、民田茄子(みんでんなす)と言われています。江戸時代に、京都の宮大工が種を持ち込んだとされ、以降300年の間、農家の間でひっそりと作られ続けてきました。
大人の親指ほどの大きさで、果肉がよく締まっているのが特徴で、民田茄子のからし漬は庄内の定番のお漬物です。
早朝もぎたての民田茄子をその日のうちに塩漬し、翌日出荷する「一夜漬」は旬のごくわずかな時期しか味わえない庄内の夏の醍醐味。噛んだときのパリッとした食感の中に、茄子のみずみずしい爽やかな香りが広がります。