米・水・杜氏―
選びぬいて誕生した限定酒
「亀の尾 純米大吟醸[原酒]」は、東北でも有数の清流域である、庄内町清川地区の地下25mの井戸水を仕込み水として、米粒の半分以上を削り落として生まれました。
搾りたてに水を加えず瓶詰めした原酒は、フルーティーな香りが特徴。馥郁(ふくいく)とした米の旨み、香りをそのまま味わう、原酒の醍醐味をお楽しみください。
鯉川酒造×清川屋 夢のタイアップで生まれた“究極の地酒”
享保10年創業。“酒は「地元の杜氏」が「地元の米」「地元の水」で醸すもの”という信念をもって地酒造りを行っている鯉川酒造。
そんな鯉川酒造の社長と清川屋の社長が、お互いの日本酒にかける想いを形にしたい・・と意気投合したことから夢のタイアップが実現。“究極の地酒”を生み出すべく、この「原酒」プロジェクトがはじまりました。
原酒にふさわしい水を求めて
辿り着いた「清河八郎の故郷」
原酒にふさわしい仕込み水となりうるのは、どこの水なのか?山形県内を探しあぐね、ついに辿り着いたのは、明治維新の志士・清河八郎の生まれ故郷であり、「清川屋」の社名の由来にもなった、山形県庄内町(旧立川村)清川地区の地下25m以上もの井戸水でした。
立谷沢川は、日本でも有数の一級河川として、山形県でも指折りの水質の高さを誇ります。月山の豊かな伏流水であり、清川屋のルーツでもある土地の井戸水が偶然にも亀の尾と合致。
運命的な出会いで、原酒の仕込み水が決定したのです。
精米歩合40%…亀の尾への挑戦!
磨きをかけた「宝石のような粒」
「精米」とは、玄米の外側にあるたんぱく質や脂肪など、不要部分を削り落とすこと。酒造りの好適米として知られる「山田錦」は、酒が作りやすいように通常の米よりも粒が大きいのが特徴です。
それに比べ「亀の尾」は通常のお米。そんな亀の尾を、お米の60%を削り落とし、その芯の部分だけを残して40%まで削る…それは酒を造る人々にとって大きな挑戦でした。(亀の尾の40%精米は、山田錦の35%精米よりも小さな粒になるそうです)
磨きに磨きをかけたその粒は、鯉川酒造さん曰く「宝石のような粒」だとか。その宝石の一粒一粒が、香り高くふくよかで、すっきりとした味わいを生み出すのです。
初心者もツウをも唸らせる奥深さ
ふんわりと広がる香り。東北の厳しい環境と、選び抜いた水質、そして磨き込んだ亀の尾のハーモニーが生み出す吟醸香に、うっとりと酔いしれます。
辛いとも、甘いとも感じられる味わい。すっとまろやかに口に入り、後味はキリッと…。どこまでもすっきりと、しかし奥深い。その爽やかな味わいは、日本酒初心者はもちろん、お酒好きをも唸らせる、広がりのある豊かな味わい。今までになかった、新しい日本酒の感動を味わえます。
「酒は、じっくり丁寧にゆっくりとした気持ちでつくる。造り手の気持ちが酒に出るんだ」
杜氏さんたちが情熱を注いで作り上げた、最高の一滴です。
亀の尾 純米大吟醸〔原酒〕はこんなお酒です
●原料米:亀の尾100%(山形県庄内産)
●精米歩合:40% ●酵母:山形酵母
●日本酒度:+3 ●アルコール度:16~17度
●飲み口:やや辛口
●おすすめの飲み方:冷や~ぬる燗
米の旨みがしっかりしたお酒なので、だだちゃ豆にぴったり。だだちゃ豆は味が濃いので、薄口のやわな酒よりも、亀の尾のほうがだだちゃ豆の味を受け止めてくれます。冬は鍋に最適です。
口に含むとふわっと広がる香りが、最後にすっと切れ、他に類を見ないひっそりと静かで奥深い味わいをお楽しみください。
お客様の声
◆二人で一気に一本空けてしまう勢い
mayday_anv 様
これは、すごい。日本酒の原酒って初めてだったので、通常の味、香りが分からないのですが、飲みやすさ抜群で、父と二人で一気に一本空けてしまう勢いでした。(父の日のプレゼントだったので、かろうじて自粛しましたが・・・。)
ただ、好みの問題で日本酒の後からくる鼻から抜ける香り、味がいつまでも口、鼻腔に残っている方が良いという方には物足りないのかも知れません。
◆とても喜ばれました
ちょこよん 様
旦那がイロイロ調べた中で、旦那の父の日用として購入しました。
お酒が大好きな人なので、とても喜んでくれました。