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〈緊急企画〉ユニークな見た目の“双子”さくらんぼ
実が2つくっついて生育したさくらんぼ「双子果(ふたごか)」。
めしべが生育途中の気候などの影響で2本になることでできるもので通常は形状のいびつさから「規格外品」とされ、一般に出回ることなく廃棄されるさくらんぼです。
2024年は、昨年の異常気象の影響からか大量にこの双子果が発生し、結果として「正規品」として収穫されるさくらんぼの量が少なく、廃棄されるさくらんぼが大量に発生する状況となってしまいました。
「一瞬で終わる初夏の旬のために、1年近くさくらんぼに向き合ってきた農家さんと清川屋ができることはなんだろう」
清川屋として“今できること”を模索する中、お客様の声の後押しもうけ、初めて双子果さくらんぼを販売することとなりました。2つ入った種の様子、独特のかわいらしい形などを楽しみながら味わっていただければ幸いです。
なぜ今年注目されているの?双子果さくらんぼ
さくらんぼの花芽が作られるのは前年の夏。この時期に猛暑等の影響でさくらんぼの木にストレスがかかると、通常1本しかないはずの雌しべが2本になる異常が発生するといいます。この花が春に咲き、受粉し結実すると双子のさくらんぼ(双子果)ができるのです。
2023年の山形は非常に暑く、特に8月は計20日が猛暑日(最高気温35℃以上)というサクランボの木にとっては過酷な天候でした。そのため、2024年は山形県内で双子果が多く発生してしまいました。
本来は摘果(実が小さいうちに間引く作業)の際に落とすのですが、あまりにも多く発生したため摘果が追いつかず、結果として双子果が多く実ってしまいました。
初めての試み、譲れない品質
清川屋ではこれまでに“訳あり品”を販売したことはありましたが、あくまでも弊社の品質基準に満たないものであったため、販売に至るまでには迷いがありました。
双子果さくらんぼが規格外とされてきたのには見た目以外にも理由があります。
一粒一粒に個性があるためサイズが揃わないこと。独特な形状のため、輸送中に割れが生じやすいこと。そこから傷みが発生する可能性もあること…
ギフト品質のさくらんぼを中心に販売してきた清川屋。やはり品質に関しては譲れないものがありました。規格外品であっても、お客様がガッカリするものは出したくない――
農家さんのご意見も伺い、品種は果皮がしっかりとしていて輸送にも耐えうる紅秀峰に限定。実割れの危険が高そうな実ははじき、市場に出せる基準に選別して出荷することといたしました。
知っておいていただきたいこと
・規格外品となりますので、さまざまな形がございます。 (双子になっていないものもまれにございます)
・種が2つ入っているので可食部は少な目です。
・形状の関係で通常のさくらんぼより傷みやすくなっております。到着後はなるべく早くお召し上がりください。
背中を押してくれたのはお客様の率直なご意見でした
今回、公式XやLINEアンケートにお答えいただいたお客様の声から、真っ赤できれいなさくらんぼだけでなく、消費を通して思いを交わし合うことに価値を感じる方がたくさんいらっしゃることを知るきっかけになりました。
「少しでも農家さんの力になりたい」「廃棄を減らす手助けをしたい」そういったお客様の声に後押しをいただき販売することとなった双子果さくらんぼ。農家さんが生育して下さったさくらんぼを最大限活用し、皆さんに喜んでもらうことが出来るよう今後も取り組んでいきます。