ご注文受付期間の目安は7月上旬~8月上旬頃
きめ細やかな果肉と芳醇な香り
とろける食感の「なごり」の桃
「川中島白桃」は長野県川中島で生まれたことからその名が付きました。溢れるほどの果汁と上品な甘さで人気の品種です。長野県と同じように、寒暖の差が激しく気候条件が似ている山形県でもその美味しさが受け継がれています。
美しい色づきのために、反射シートを地面に敷き、実のまわりの葉を摘み取っていきます。根気のいる作業ですが、美味しく、見た目にも美しい桃を作るためには欠かせません。
きれいな薄ピンク色の果肉を頬張れば甘く瑞々しい果汁が口いっぱいに広がります。
とろける味わい “なごり”の桃
夏の終わりに甘さを増す「川中島白桃(かわなかじまはくとう)」。
「川中島の戦い」でも有名な長野県川中島で生まれたことから名付けられた白桃は、長野県と同じように寒暖差が激しい盆地で、気象条件が似ている山形県でもその美味しさが受け継がれています。
芳醇な香りと上品な甘さが特徴で、綺麗な薄ピンク色の桃を頬張れば、緻密な果肉からは果汁が溢れます。
農家さんの地道な努力で生まれる美味しさ
清川屋の農家さんは、収穫の1~2週間前には葉つみをして桃の色回りをよくします。
また、果樹園の地面いっぱいにアルミシートを敷いて、太陽の光を反射させ、太陽が当たりにくい実の下の部分も満遍なく、美しく色づくように気を配っています。
葉をとらないと葉の形に色むらが出てしまうのですが、逆に、葉をとりすぎると日焼けしすぎて、実が軟らかくなってしまうのだとか。また葉は栄養の素。実の周りの葉を最低限でとるようにと心がけているそうです。
惜しみなく手をかけることで、甘ったるくない、みずみずしい桃が生まれます。
旬の終わり「なごり」の桃を楽しむ
旬には、出始めの「はしり」、最盛期の「さかり」、そして終盤、晩生種の「なごり」があります。
夏も終わりに近づいたころ、ようやく甘みを増した「なごり」の桃・川中島白桃が店頭に並び始めます。
来年の旬までしばらくお別れする前に、今年の夏を振り返りながら、晩生の北限の桃をゆっくりと楽しんでみませんか?