こんにちは、清川屋の白井です。
テレビなどで関東では桜の見納めのニュースが流れる中、清川屋の本社がある山形県鶴岡市ではようやく桜の花が咲き始めました🌸
気温も徐々に暖かくなり、本格的に春が始まってくれましたね(*^^*)
春の陽気に包まれていると、どうしても食べたくなるもちもち食感……皆さんにも覚えがあるのではないでしょうか?
今回は清川屋スタッフおすすめの<春のもち菓子商品>をご紹介いたします!
お花見のお供やお茶請けにぴったり♪<もちもち串だんご>
春と聞いて楽しみになるのは…やっぱり「お花見」ですね♪
そんなお花見のお供に、餡子たっぷりで食べ応え抜群なお団子はいかがでしょうか。「もちもち串だんご」は老舗和菓子店である「かすり家」一番人気の商品です。
コクのある自家製こしあんをはじめ、秘伝豆から作ったほどよい甘さのずんだあん、香ばしいクルミあん、甘辛いみたらしあんの4種類の風味と、もちもちとした食べ応えのお団子が楽しめちゃいます(*´艸`*)
お団子や、おもちが好きな知人に贈りました。
一人暮らしなので、食べる分だけ解凍できるのは便利で、日々のお茶うけにぴったりとのことでした!いろんな味が楽しめるのもいいですね。
春の陽気を感じながら、ほっとひと息…そんな時のお茶請けにぴったりな一本です。
もちもち串だんご
老舗和菓子店の一番人気の餡たっぷりで食べ応え抜群のお団子のセット。
山形市で評判の和菓子店「かすり家」で一番人気のお団子は餡たっぷり、もちもちとした食べ応えのある食感が特徴です。
地方によって特色が違う…?<手づくり笹巻>
山形の春の味覚と聞いて忘れてはいけないのが、端午の節句を代表する食べ物である「笹巻」。山形県内ではもち米を笹の葉で三角の形で巻き、きな粉・黒砂糖・黒蜜をかけて食べるものが一般的ですが、地域によって特色が違っており…
庄内南部地域の鶴岡市ではもち米を灰汁(あく)に漬け込んだ「黄色い笹巻」が、
庄内北部地域の酒田市や遊佐町では灰汁を吸わせない、「白い笹巻」が、それぞれの地域で伝統的に食べられている笹巻となっています。
なので、鶴岡市出身スタッフや酒田市出身スタッフが混在する清川屋の通信販売部では、新入社員が入る度に
えっ⁉「黄色い笹巻」なんてあるの!?
「白い笹巻」なんてあったんだぁ……
という声が上がるのも珍しくありません(笑)
だからといって「某・芋煮戦争」のようなことが起こるわけではなく…
「それはそれ、これはこれ!どっちの笹巻も美味しいよね!」という結果に収まっちゃいます(*^^*)
清川屋で取り扱っているのは鶴岡市で伝統的に作り上げられている「黄色い笹巻」。
笹の葉を開けてみれば輝く飴色の色合いと、表面のぷるぷるとした食感が特徴です。
昔ながらの伝統の味を守るために現在進行形で試行錯誤を重ねており、
そんな中で愛され続けている笹巻には、こんな声も……
笹巻をカタログで見つけたときに昔、母が作ってくれたことを思い出して嬉しく懐かしくて買いました。
祖母は酒田なので白い笹巻、母は鶴岡なので黄色の笹巻を、子供の頃みんなで話しながら楽しく作っていたな~と懐かしく思います♪
実は最近、江戸時代から続く郷土の料理として文化庁から「伝統の100年フード部門」として認定された笹巻。ぜひ手に取って懐かしい気持ちに浸ってみてはいかがでしょうか。
手づくり笹巻
山形の端午の節句といえば「笹巻」。 昔は各家庭で作られていた庄内地方に伝わる伝統料理です。懐かしい手作りの味をお届けします。
笹の葉の中から現れる、プルンとした黄色いわらび餅のような姿。きな粉と黒蜜をつけて頬張れば、もちっとした食感の中に、笹の香りと灰汁独特の味が広がります。
山形の中でもレアもの!?知られざる伝統菓子の<なたまき>
端午の節句つながりで、清川屋の通信販売部で最近、密かに話題に上げられたのが「笹巻」と同じく笹で巻かれている、村山地方に伝わる伝統の手づくりゆべしである「なたまき」です。
清川屋では長い間販売を続けている「なたまき」ですが、庄内地方出身者がほとんどを占める通信販売部では、「実は食べたことがない💦」といったスタッフが続々。
これは食べてみなければマズイ!……という訳で、急遽、通信販売部で「なたまき」の試食会が開催されました。
さて、通信販売部スタッフが食べてみた感想は……
開けるときに笹の香りが広がり、甘すぎず、ほどよくしょっぱい素朴な味わい。ごまとくるみの食感のアクセントが良いです!
自分の知ってる「ゆべし」を想像して食べると想像を越えた柔らかい食感!ごまとくるみの風味が口に広がってとても美味しかったです(^^)
醤油がふわっと香って甘さ控えめのしっとりモチッと食感。ザ・田舎のおやつ!といった感じですね!
と、それぞれ思い思いの感想が。
中には、不思議そうな顔で山形の伝統菓子を新体験している関東出身スタッフの姿も…。
総合的に一番多かったのは「素朴で甘じょっぱくて美味しい☺」という感想でした。
庄内地方出身スタッフが初めて食べるのに何故か食べたことがある気がする、懐かしい味わいの「なたまき」。
更に、馴染みが深いであろう山形県内陸出身の清川屋店舗スタッフにお話を伺ってみましたところ
~なたまきの思い出①~
なたまきといえばおばあちゃんがおやつに良く作ってくれた懐かしの味です..!
ゆべしよりも少し固めで、もちよりも少し硬い甘じょっぱいもちもちの生地に
黒ゴマの風味とくるみのカリっとした食感がアクセントの和菓子だと思います。
内陸でも知っている人と知らない人結構分かれておりまして少ししか意見出ませんでしたが参考になれば幸いです。
店舗スタッフ Eさん
という、てっきり「庄内⇔内陸」の笹巻文化の差かと思いきや、内陸でも認知度に差のある知る人ぞ知るご当地の味!ということがわかったり、他にも
~なたまきの思い出②~
子どもの頃(だいぶ昔)、笹にくるまれたお菓子の風味が苦手で、なぜわざわざ笹にくるむのか?と父親の聞いたところ、笹は殺菌?作用があって傷みにくいから、冷蔵庫のない時代に腰からブラブラぶら下げて畑仕事に行ったんだ~、というようなことを聞いたことがあります。
店舗スタッフ Yさん
と、まさかの冷蔵庫がない時代!まるで朝ドラのようなお話まで聞けてしまいました。山形県民あるある「食べ物を笹に包みがち」というのは、先人の知恵でもあったんですね🧐
お二人からお話を聞いて共通しているのが、山形県民にとって「なたまき」は買うものでは無く「手作りするもの」だということ。
実際、清川屋で「なたまき」を購入するお客様にはこのような声も…..
子供の頃、母が作ってくれたのと同じ味でした。母のは素朴なおやつという感じでしたが、こちらは上品なゆべしの印象です。嬉しくて、弟にも1箱送りました。また来年も購入したいです。
なたまき、美味しく、懐かしく頂きました。
子供の頃、母と山に笹を取り行きました。
そして、ワイワイ言いながら、母と三人の兄弟で粉を練り、
笹で包み、蒸して作ったことを思い出しながら息子や孫達と食べました。これからも、昔ながらのものを販売していただければ幸いです。
なるほど。「なたまき」はそれぞれの家庭で親しまれた思い出の味の郷土菓子なのだと、じんわりと胸が暖かくなりました。
子どもの健康と成長を祈って手作りされた「なたまき」が、年月が経って子どもが大人になっても尚、愛され続けられている理由がよくわかるエピソードですね♪
そんな奥深い物語がある「なたまき」、
山形出身の方なら「昔はよく食べたなぁ~」という方や、「名前は聞いたことあるかも….?」という方も多いのではないでしょうか。
もし、山形にゆかりがある方もそうでない方も、この懐かしく滋味深い味わいに是非触れてみていただきたい、そんな商品ですね(*^^*)
なたまき
ふわりと漂う笹の香り、頬張ればもちもちっとした食感とともにじんわり広がる甘い醤油味。サクサクのくるみとゴマの香ばしさが光る「なたまき」。子どもの健康と成長を祈って食べる春の風物詩として、山形県村山地方で昔から親しまれている伝統料理です。
四季を通して食を楽しめる山形。次の季節は…?
今回の特集、いかがだったでしょうか。
山形の桜の花はもうそろそろ満開予定で、屋台なども次第に賑わい始めている状況です。桜が散るのもあっという間な時期だからこそ、その季節の美味しいものを全力で楽しみたいものです(≧∇≦)
そして、桜の花が散ったらまた待ち遠しいものが一つ……
それが、山形県といえば!な名産品の果物である「さくらんぼ」ですね♪
清川屋では現在、初夏の味覚である「さくらんぼ」をネット先行で予約受付中です!
「さくらんぼの旬はまだ先でしょ?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、「清川屋のさくらんぼ」は旬の時期である6月中旬~下旬には注文締め切りになってしまいます(>_<)💦
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清川屋のさくらんぼ
山形県は全国でも栽培面積約7割、生産量シェアは4分の3をしめる日本一のさくらんぼ産地です。
清川屋では佐藤錦・紅秀峰を中心とする真っ赤な果実、旬の食べ頃山形県産さくらんぼを全国の皆様にお届けしています。