ミ・キュイの思い出(スタッフ栗原編)

今回「ミ・キュイが終売になります」
と聞いた時に
ああ、一つの時代が終わってしまうんだなあ・・
というさみしさと共に、
思い出の日々が走馬灯のようによみがえってきました。

私が入社した2003年は、まさにミ・キュイが
グルメ大賞を受賞した直後。
社内もその対応に追われて、大忙し!の時代でした。

商品を発送する部屋には、ミ・キュイの白い箱が山積み。
そしてその発送用段ボールを、すごい速さで
組み立てていく発送担当さんたちの勢い!
イベント時期などは、社内の総務の方や、
普段はなかなか顔をあわせない工場のスタッフなどもかりだされ
なんだかお祭りのような雰囲気の中
トラックが出るまでの時間に間に合うよう必死で発送をしたり・・

入社すぐはカタログの電話対応担当になったのですが
電話をとれば、ネットのミ・キュイについての問い合わせがきて、
大慌てで先輩社員に質問して、冷や汗をかいたり。

忙しい、でも、なんだか楽しい!?
なんだかわからないけれど、すごい!
そんな雰囲気がありました。

その後、ネット店に配属になり、
ミ・キュイの在庫つけを初めて指示されたときは、
マウスを持つ手が少し震えました。

指示を受け、10、という数字をつけたところ
え?え?という間に、8,7,6・・・・3、0、完売!

平日の日中なのに?!
この画面の先に、一体どれだけの人がこのミ・キュイを待ちわびているの?!!
と、おそろしくも感動したあの日を思い出します。

同時に、販売の難しさにも直面。
グルメ大賞やメディアでのご紹介など、
知名度がどんどんあがっていくと同時に、
期待値もどんどん上がるので、
嬉しい反面、お客様からの厳しいご意見も増え・・・
ものを売るって、なんてむずかしいことなんだろう、と感じたネット店。

ミ・キュイは本当にいろいろなことを教えてくれました。

そんな時代を経て、
まさか、ミ・キュイの終売に立ち会う日がこようとは・・

清川屋のネット店の顔として、
18年もの間、愛され続けてきてくれたスイーツ。
18年ってすごい!
(私も年をとるはずです・・^^;)
本当にさびしくはありますが、
今まで、ありがとう。
の気持ちでいっぱいです。

最後に自分も食べたいな、と思っているのですが
どうやって食べようかという妄想がついついふくらみます。

届いたらまず4分割にカットして冷凍庫にいれて
2つは冷凍庫にいれて(後日食べる用!)
残りの2つのうち、1つはそのまま冷蔵庫にいれて(明日用!)
1つを5等分くらいに切って。

1つは冷蔵庫から出したてを冷え冷えで
2つめ常温に置いた感じをたべて・・
3つめはほんの7秒くらいチンして・・
4つめは、長めにチンしたものにバニラアイスを添えて・・
コーヒーをのんで・

5つめは、うーんどうしようかなあ・・

ううううう
さみしくなってきてしまいました。

さよなら、ミ・キュイ。