元号と同じ歴史あり『手づくり笹巻』

こんにちは! 清川屋の佐藤です。

新元号が令和に決定しましたね!
1400年近く続く日本の元号。
脈々と続いてきた
歴史の重みを感じます。

実はこちらも
元号同様、庄内の人々に脈々と
受け継がれてきた伝統でした。


三角形の可愛らしい形の「手づくり笹巻(ささまき)」

笹巻はもともと中国で作られた料理で、
日本に伝わったのが平安時代。

その笹巻を広めたのが、修験道の開祖とされる
役小角(えんのおづの)という人物ですが…

この方が生まれたのが、西暦634年。
なんと日本の元号の始まり
「大化(645年)」よりも前なんです@@

笹巻も元号と同様、
長く受け継がれてきた
伝統料理なんですね。

今では手作りする家庭も
少なくなってきた笹巻ですが、

伝統の味を絶やすまいと
この道数十年の”あねちゃ”たちが
愛情込めて作っています。

ふんわりと漂う笹の香り…
ひらくと、飴色に色づいた
柔らかいもち米が顔をのぞかせます。

きな粉、黒蜜、黒砂糖をつけて頬張れば
もちもちっとした歯ごたえと独特の香り、
懐かしくも上品な甘さが
口いっぱいに広がります。

思わず頬がほころぶ、
山形の”春の味”をお楽しみください。