オススメ!木の屋石巻水産の「鯨大和煮」「金華さば味噌煮」
私の母(60代)が子供のころ一番好きだったおかずが鯨肉でした。
フチが真っ赤なベーコンとか、こってり煮付けた大和煮とか、懐かしいと言って母が時々購入し、私も小さい頃に食べた記憶があるのですがいつのまにか見なくなりましたね。
そんな鯨の缶詰を作って60年以上の「木の屋石巻水産」さん。
かつて鯨大和煮の缶詰風巨大タンクが建っていた工場と言えば宮城の人は分かるでしょうか。
東日本大震災で名物の巨大タンクも、会社工場漁港を全て失いつつも、不死鳥のように復活した「木の屋石巻水産」さん。
きっと想像もできないほどの苦労を重ねたのでしょう。会社も工場も新設。ホームページも商品もいつの間にかおしゃれになってる~!
もちろん看板商品は創業当時から変わらない「鯨大和煮」。
濃い目の甘じょっぱいたれと生姜の香り、ご飯が何杯あっても足りません。
でも、個人的にどうしてもおすすめしたいのが、「金華さば味噌煮」。
タダのさば味噌缶じゃあない。木の屋さんのすごいところは、〝鮮度の良さ〟。
缶詰のイメージといえば保存食。魚の活きの良さなんか関係ないと思うでしょう。
ところが木の屋さんの缶詰は、朝獲れた魚、刺し身としても食べて良いぐらいの魚が使われています。
食べた時に、あのさば缶独特の臭みがない!
ギュウギュウに詰まった肉厚のさばはトロッと柔らかくて、脂は旨味が凝縮して美味しい!
缶の底に残ったたれもまた美味しいのでぜひ1滴も残さず食べてほしいです。
「こころづくし山形・冬号」にも木の屋さんの缶詰詰合せをご紹介しております。
木の屋さんの缶詰はどれも美味しいですよ。自信を持っておすすめします。
(スタッフ 渡部)