さくらんぼは、今②〈9/18産地情報〉
「収獲が終わったさくらんぼ畑は今、どうなっているのだろう?」
「収獲が終わったさくらんぼ畑は今、どうなっているのだろう?」
そんなスタッフの素朴な疑問に答える形で始まった、収穫後からのさくらんぼ畑取材の第二弾。清川屋スタッフも意外と知らない、農家のあれこれをお伝えします。
Q.9月は何をしているのでしょうか?
A.あいかわらず草刈りだよ(笑)
「今日は樹の根元の雑草を刈っているよ。いやぁ秋なのに暑いねぇ!」
前回に引き続き向かったさくらんぼ農家さん。今日の気温は33℃の酷暑日でした。
暑いときは土が乾燥してしまうことを防ぐ保水のためになるべく伸ばしている雑草なのですが、それでも適度に刈らないと駄目な様子。
あんまり暑いとさくらんぼも疲れてしまうので、もう少し涼しくなって欲しいと農家さんは嘆きます。
暑さに弱いさくらんぼは、実を付ける前から気温との戦いなんですね……。
収穫後のさくらんぼの実の傷みやすさを知ってる身としては、「がんばれ…!」と応援してしまいたくなっちゃいます。
「あ、葉っぱは少し色がかわってきたよ。花芽も先月より少し大きくなったかな?」
と、確かに先月よりは存在感が増した花芽を見せてくれた農家さん。数もぐっと増えていますね。
この花芽の中1つに3~4個分の花、つまりさくらんぼの実になるものが入っているとは驚きです。残暑の厚さに負けず、ぐんぐん大きくなって欲しいですね。
今後の予定としては、秋の剪定(枝切)まで草を刈っておいて、刈った草は肥料として使用するとのこと。
暑くても、確実に季節は進んでいます。収穫時期である初夏までの道は長いですが、やるべきことは盛り沢山。来月は違った動きが見せれますように!