日本酒を知りたいならまずここ!大山の酒 その2【清川屋よみもの】 24.02.10

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ちょっと一息、土曜日の読み物時間。
先週に引き続き、今がアツい!庄内の酒蔵を訪れました。


この奥に魅惑のお酒ワールドが広がります・・

日本酒を知りたいならまずここ!酒造資料館のある「渡會本店」

寒い季節、ゆっくりと日本酒もいいかな・・と売り場に立ってみたものの、純米吟醸?出羽燦々?山廃仕込み?謎のワードに、頭がぐるぐる・・・「どれを選べばいいの?」と迷ってしまう方は多いのではないでしょうか。

そんな、日本酒初心者の方におすすめしたい酒蔵が、「渡會本店(わたらいほんてん)」さん。 大山地区で唯一、酒造資料館を併設しており、お酒の歴史から作り方、試飲まで全部教えてくれます。最近は外国のお客様もよくいらっしゃるそう。(しかも、入場料はたったの200円!)

 

お米を巨大な蒸し器でどんどん蒸します!

日本海の日本酒の良さを広めたいー18代目の酒造りへの想い


「 日本酒には色々な味わい方や楽しみもあるので、それを広く知っていただけたら嬉しいです。また海外でも嗜む方が増えてきたので、もっとグローバルに日本酒が広がるといいなと思います。」
「今までにない低アルコールの日本酒や、健康効果が期待できる麹を使った商品(甘酒など)を開発していきたいと考えています。」

そう語る、渡會本店18代目の渡會俊仁さん。資料館を訪れる海外の人も年々増えているのだそうです。新しいお酒造りへの意欲をビシビシ感じます!




ここが酒づくりのキモ!アツアツの蒸し米との格闘です

時間もかかり、管理も人一倍・・豊かな香りと濃厚な旨味をうみだす「生もとづくり」

ほとんどの日本酒造りでは、人工の乳酸を加えて作ります。しかしあえて、酒蔵内に自然に自生する優良な乳酸菌が酒母に入っていくのを待って発酵・酒造りを行うのが「生もと(きもと)造り」です。
日本酒を仕込む時間も長くなりますし、雑菌が入らないようにする管理も人一倍大変なのですが、その分豊かな香りと濃厚な旨味のある日本酒に仕上がる利点があります。
「『一に麹、二に酒母、三に造り』とは言われますが、正直どの作業も大変です。でも、搾ったときにいい酒が出来た!と感じた時はもう一番うれしいですね」と語る渡會さん。

おすすめの新酒はありますか?と聞いたところ・・


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4年ぶりの 「大山新酒・酒蔵まつり」!

新酒が美味しいこの季節に開催される、山形県鶴岡市大山地区にある4つの酒蔵を、各蔵で新酒を試飲しながら巡る、という、日本酒好きには夢のようなお祭りです。
歩いて回れる距離に酒蔵が密集しているからこそできるイベントですね。祭り当日は、全国から集まった大山ファン・日本酒ファンがほろ酔いで練り歩き、わいわいと賑やかな声が町に響きます。
今年の開催は2月24日。前売り券はあっという間に完売してしまいました。当日券の受付もあるとのこと・・ただし、数量限定となります><

大山観光協会さんの新酒まつり情報はこちらからご覧いただけます! 〉

山形まで行けないよ~、という方は、こんなイベントも!
2月24日(土)「酒蔵ふぇす in 東京」 〉 
新橋 ・日本の酒情報館を会場として、同日に開催の『 大山新酒・酒蔵まつり』とオンラインで繋ぎ、 二ヶ所同時開催されるという素敵なお祭り!もちろん新酒も出るそうです・・!

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