バラ農家さんがスイカを栽培! 始めたきっかけは…【清川屋よみもの】 24.7.27

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ちょっと一息、土曜日の読み物の時間。
今回は、7/29(月)に受付〆切を迎える特徴的なビジュアルのスイカ【ブラックジャック】を取扱う、
山形県村山市にある「農穣 おく山」さんの元へ7月中旬に取材に行ってきました!


生育途中のブラックジャック 縦縞が無いのが特徴です。

バラ農家さんがスイカを栽培! 始めたきっかけは…

今回お伺いした農園の園主である奥山祐さんは、バラを使った化粧品や食用バラを取り扱うバラ農家さんでもあります。
「スイカとバラって、何だか意外な組み合わせ…」
と疑問に思う清川屋スタッフたち。

聞けば、奥山さんのお父さんは、山形県村山市に残る最後のバラ農家さん。
町おこし的に始まったバラ栽培でしたが、奥山さんはお父さんが地域のことを考えてバラを作っているのを知っていたので、その意思を継ぎたいとバラ農家を継ぐことになりました。
ですが、バラの栽培は需要と供給のバランスが採れず、採算が合わない…
そんな問題を解決するべく、奥山さんが始めたのがスイカの栽培だったのです。  

農家さんを継ぐ前にも東京で働いていた奥山さん 詳細はブログで!

「この近くに日本一のスイカを作る名人の農家さんがいて、そういう人の近くなら地理的に美味しいスイカを作れるだろう、と思ったんです。
そして、その人に弟子入りしてスイカつくりを学びました。現在ブラックジャックも含めて8種のスイカを育てています。」
と語る奥山さん。

その名人のスイカの作り方は独特で、苗を低温で発芽させ育てるというのが特徴の一つ。
普通は発芽温度は20~25℃4日程度で発芽させるが、奥山さんの畑は15度ぐらいで10~15日かけて発芽させるというもの。
生育期間は普通の倍かかるが、根が深く毛細根の量が多いので、病気になりにくく土中の栄養を取り込みやすい丈夫な苗に育ちます。
病気になりにくい=糖度を保ちやすくなるため、結果として美味しいスイカが出来上がるそうです。
 


ブラックジャックは種が極薄なので種を気にせず食べることが出来ます。


そんな奥山さんの農園で順調に育っているのが、真っ黒な果皮と種が白くて極薄なことが特徴のブラックジャック。

変わった名前のスイカですが、このブラックジャックは生育においても特徴が…
 

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