<清川屋座談会>いま、山形で起きていること。①【清川屋よみもの】25.2.8



こんにちは。清川屋スタッフの白井です。
長年さくらんぼ販売に携わってきた清川屋。
ですが、2024年の初夏の山形は異常な暑さや豪雨に見舞われ、私たちも初めて経験する 「自然を相手にしていることの大変さ」を痛感する年となりました。
こうした事態に直面しながら、清川屋スタッフたちはどんなことを考えたのか……。
この度発行しました「こころづくし山形初春号カタログ」では、このテーマで清川屋の仕入れや受注の担当スタッフと共に振り返った座談会の様子を掲載しています。

特産品を通して見つめた、山形のいまとこれから。そして、私たちにどんなことができるのか。
みなさんも一緒に考えていただけたらうれしいです。



右から 代表取締役の伊藤舞 商品開発担当の和嶋宏樹 
通販の運営管理担当の朝比奈順子 通販の問合せ対応の管理担当の原田龍也


「〈想いの器〉としてのさくらんぼの価値に気づきました」

──2024年は山形全域でさくらんぼが「過去に例をみない凶作水準」になりました。

朝比奈──さくらんぼの農家さんとやりとりしていた仕入れスタッフから、
「予約分の収穫量を確保できない可能性があるので、緊急会議をしたい」
「直前まで順調に生育していたのに、高温の日が続いて収穫間際のさくらんぼが一気にダメになってしまうかもしれない」
との第一報が社内に入ったのは、6月17日の夜のことでした。

伊藤──約20ものさくらんぼの契約農家さんがいる清川屋ですが、これに限らず県内全域で十分な収量が見込めないことがわかり、 「これは大災害だ」と、社内に緊張が走りました。
 



和嶋──そうなってしまった原因としては、一昨年の高温の影響で、2つの実がくっついてしまう「双子果(ふたごか)」が多く、それにくわえて収穫の最盛期に真夏日が続き高温障害が発生してしまったこと。
「双子果」だけでなく、高温障害によって実が熟しすぎる「うるみ果」がたくさん出てしまうと、そのどちらも規格外品と扱われ、出荷することができません。

原田──仕入れスタッフもぎりぎりまで頑張ってくれましたが、既に予約いただいていたお客様一人ひとりに電話を掛けたり手紙をお送りしたりして、
ほかの品種・果物への変更や、返金のご対応をせざるを得ませんでした。
 



伊藤──それでも、 「あの人への贈り物は、山形の佐藤錦じゃなきゃだめなんだ」
と仰るお客様の声を聴き、たんに等価交換をしているわけじゃなくて、
お客様の「想いの器」としてのさくらんぼの意味に、あらためて気付かされました。

今年のさくらんぼの状況を知っていただけるよう、
SNSにて「皆さんに知って欲しい山形さくらんぼの今」という投稿をしたところ、
「少しでも農家さんの力になりたい」「廃棄を減らす手助けをしたい」
といったコメントがたくさん寄せられたんです。



そのようなお客様の声を受け、緊急企画として初めての試みを行うことになった清川屋。
それまで清川屋のさくらんぼは贈答用の品質にこだわってきましたが、果たしてその試みとは……?

座談会は、まだまだ続きます。

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