美味しく食べたい!ラ・フランスの「食べ頃」とは?見極め方法やラフランスの保存方法も

山形の秋を代表する人気フルーツ「ラ・フランス」

皮をむけば滴る果汁、ふわりと広がる芳醇な香り、なめらかな口どけと濃厚な味わい―西洋梨の代表品種で“果物の女王”とも称される「ラ・フランス」。山形県の秋冬を代表する人気のフルーツです。

とろけるような食感が多くの人を魅了するラ・フランスですが、収穫直後すぐに食べられないことをご存知ですか?実は美味しいラ・フランスを食べるためには「追熟」という工程が必要なんです。なんだか難しそう?いえいえ、ポイントを押さえれば難しいことはありません☺
ぜひこの記事を最後までご覧いただき、完熟のおいしいラ・フランスを堪能してくださいね!

収穫してすぐには食べられない!?“追熟”の重要性

前述のとおり、ラフランスは収穫後すぐに食べることができないフルーツ。和梨やりんごのように樹の上で熟することができないため、収穫直後のラ・フランスはがりがりと硬く、甘さもなく、美味しくないのです。
そんなラフランスを美味しく変身させるのが「追熟」です。

「追熟(ついじゅく)」とは、果物を収穫後、一定期間置くことで、甘さを増したり果肉を柔らかくする工程のこと。
収穫後は摂氏2~3度ほどの低温貯蔵庫や冷蔵庫に入れて「予冷」と呼ばれる期間を置きます。その後、常温の環境に置くことで追熟が進み、ようやく甘い香りが漂い、柔らかくとろける食感のラフランスとして美味しく食べられるようになるのです。

食べ頃の完熟ラフランス「3つのサイン」

ラフランスは食べごろを見極めるのが難しい果物といわれています。
というのも、一般的に洋梨は食べ頃が近づくと皮の色が変化するのですが、ラフランスは熟す前も後も色が変わりません。変色しないのでパッと見ただけでは食べ頃になったかの判断がつきにくいのです。
ですが、完熟のサインを見極めるポイントさえ押さえれば、簡単に食べ頃になったかわかるようになります。

食べ頃のサインは大きく3つ。

①軸まわりの盛り上がった部分にシワが現れ、果肉が柔らかくなる

食べごろを迎えたラフランスは、軸がしおれてきて、軸のまわりの盛り上がった部分にシワが現れます。軸まわりの盛り上がった部分を軽く押してみて、やや柔らかさを感じるようになったら食べごろです。
軸にシワがなく、みずみずしさを感じるものや、軸まわりの果皮に硬さがあるようだと、食べごろはもう少し先。変化が出るまで常温保存し様子を見ましょう。
(シワが見えにくい場合もあるので、②や③と併せて判断してくださいね)

②果皮を指で軽く押したときに、やや柔らかさを感じる

軸まわりだけでなく、ラフランス全体の果皮にも注目。触った時に耳たぶくらいの柔らかさになると食べごろです。
また、ラフランスのお尻のあたりがラフランス自体の重みで茶褐色に変色することも。あわせて確認してみてくださいね。
※あまり強く押さないようにご注意ください。キズやへこみからラフランスが傷んでしまう場合があります。

③香りが一段と強くなる

実が柔らかくなると、ラフランス特有の甘い香りを感じられるようになります。
いい香りがしてきたら食べごろのサインです。

ラフランスの追熟(保存)は16度前後が適切とされていますが、室温によって食べ頃の時期は前後します。
早く食べたいときは暖かい部屋(22度以下)に置いたり、食べ頃の時期を先に伸ばしたい場合は涼しい環境に置く(場合によっては冷蔵庫に入れる)など調整してみてくださいね。

食べ頃を見極められるか心配・・・そんなときは

コツがわかれば食べ頃の判断はできますが、そうはいっても心配という方へ。
清川屋ではすべてのラ・フランスに食べ頃の目安を記載したしおりを同梱しています。
しおりに記載されている時期を目安に、軸まわりの柔らかさや香りを確認すると食べ頃の判断がしやすいですよ😌

〈関連記事〉ラ・フランスのおいしい食べ方

常温保存で食べ頃を迎えたラ・フランスは、冷蔵庫で2~3時間ほど冷やしてお召し上がりいただくのがおすすめです。

〈カットして食べる〉

りんごを等分にして食べる際と同じ手順できれいに切ることができます。
①4等分のくし形に切ります(この時点では芯も皮もついたままです)
②芯を取り除きます
③皮をむきます

〉画像付きでもご紹介しています 詳しくはこちら

〈スプーンですくって食べる〉

完熟したラ・フランスはとっても柔らか!メロンをスプーンで食べるようにいただくことも可能です。
①半分にカットします
②芯をスプーンでくりぬきます
③スプーンですくっていただきます

この方法だと手が汚れにくく、なおかつとても簡単♪果汁も余すことなく楽しめるので、ぜひお試しくださいね。

〉こちらの記事でもラ・フランスのおいしい食べ方をご紹介しています

〈関連情報〉冷凍もできる!おすすめの保存方法

食べ頃を迎えたラ・フランスがたくさんあると、美味しいうちに急いで食べなければ・・と焦ってしまいがち。
食べきれない分はジャムやコンポートなど料理することが多いかもしれませんが、実は冷凍保存もできるんです!

手順は簡単!一口大にカットしたラ・フランスをジップ付きの袋に入れて冷凍するだけ。手間なく作れるうえ、1ヶ月ほど冷凍保存できますので、ぜひお試しくださいね。

〉ラ・フランスを冷凍保存する方法について 詳しくはこちら
〉ラ・フランスを使ったアレンジレシピもご紹介しています

新着商品も!ラ・フランスのお取りよせなら清川屋で

清川屋では例年10月上旬頃より山形のラ・フランスのご予約受付を承っております。

数あるラインナップのなかでも一番のおすすめは「大玉ラ・フランス」。清川屋の大玉ラ・フランスは「特秀」クラスで4L以上(360g以上)。キズがなく見た目のよいものだけを厳選してお届けしているため、見栄えも食べ応えも抜群!と大切な方へのご贈答品として長年ご好評をいただいております。
通販実績25年以上!本場・山形のおいしいラ・フランスのお取り寄せは当店におまかせください。

〉ギフト好適商品多数!お取り寄せラ・フランス一覧はこちらから

〈まとめ〉食べ頃の見極め方を知って美味しいラフランスを楽しもう!

甘い果汁が滴る山形の完熟ラ・フランス。追熟が必要なうえ、完熟しても見た目の変化が少ないため、食べ頃の見極めが難しいフルーツですが、食べ頃のサインを見逃さなければ美味しいラ・フランスを楽しむことができます。

食べごろを迎えたラ・フランスを美味しくいただけるのは数日程度。ご紹介した保存方法なども参考に、旬のラ・フランスを存分に堪能してくださいね。

この記事で紹介した商品はこちら

清川屋のラ・フランス

甘い香り、溢れる果汁、とろけるような果肉が特徴の西洋梨「ラ・フランス」
ご家庭で楽しめる少量サイズからご贈答にふさわしい木箱入りの逸品まで。感動の一玉を召し上がってみませんか。

◆ご注文受付期間の目安:10月上旬~12月上旬頃まで

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