山形名物グルメ!〈地元民おすすめ〉山形観光の美味しい食べ物ご当地グルメ10選
目次
山形35市町村は食の宝庫!
山形の名物と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
さくらんぼ、だだちゃ豆といった果物や野菜、いも煮や玉こんにゃくといった郷土料理、おせんべいやお菓子などを思い浮かべる方もいるかもしれませんね。
山形県は東北の日本海側に面した、四季折々の自然が豊かな地域です。春には山々に山菜が、初夏にはさくらんぼがたわわに実り、秋には黄金色の稲穂の波から庄内米が収穫され、冬はたっぷりと脂がのった寒だらやハタハタが揚がる―そう、山形は美味しい食べ物に溢れているんです!
ということで今回は数ある美味しい山形グルメの中から、特におすすめの山形名物・観光に人気のご当地グルメ10選をランキングでご紹介!
山形県内に10店舗のお店を構える清川屋が厳選した、「山形の美味しい名物が食べたい!」の声に応えるラインナップをご覧ください。
〈第10位〉 山形の“お祭りの味”名物「どんどん焼き」
「どんどん焼き」はもともと東京発祥の鉄板料理でしたが、山形のどんどん焼きは持ち運びやすいよう薄く焼いた生地を割りばしなどに巻きつけて提供されるスタイル。関西地方の「はし巻き」とも似ているといわれています。お祭りやイベントの出店で見かけることが多いため、内陸地方ではなじみ深い“お祭りの味”かもしれませんね。
〈第9位〉 あっさりと上質な絶品豚肉「平牧三元豚」「平牧金華豚」
山形県の沿岸部・庄内地方は古くから養豚がさかんな地域です。そこで生まれたのが山形県の銘柄豚「平牧三元豚(ひらぼくさんげんとん)」。平牧三元豚とは平田牧場で育てられた三元豚(三種類の品種の豚を掛け合わせて生まれた三元交配豚)のことです。柔らかく心地よい噛み応えの肉質、あっさりと甘く上質な脂が特徴です。
また、近年は「平牧金華豚(ひらぼくきんかとん)」も人気。“幻の豚”と呼ばれる、世界でも希少な最高品種の豚「金華豚」を改良した品種で、豚肉の常識を覆す繊細な肉質と上品な甘みが特徴です。
平牧三元豚・平牧金華豚
平牧三元豚・平牧金華豚の商品は数多く取り扱っていますが、特に「三元豚 特製味噌漬け」は上品でまろやかな味わいが絶品!とお土産やご贈答にも人気です。
季節限定品ですが、豚肉本来の美味しさを楽しめる「しゃぶしゃぶ」や「冷しゃぶ」もオススメ。
〈第8位〉 米沢牛に山形牛…美味しい山形の「ブランド牛」
山形を代表するブランド牛といえばやはり「米沢牛」。松阪牛、宮城牛に並び、数々の優秀賞を獲得しており、日本三大和牛の一つとされています。米沢牛は、山形県置賜(おきたま)地方で最も長く飼育された黒毛和種の未経産雌牛のこと。きめの細かい霜降りと、とろっととろけるような質の良い脂の旨みが魅力です。
一方、「山形牛」は山形県内で最も長く飼育された未経産および去勢の黒毛和種のこと。寒暖の差が大きい環境で育てられた山形牛は、赤身と霜降りのバランスがよく、極上の旨みを深く感じられます。
米沢牛も山形牛もルーツは同じですが、米沢牛のほうがより飼育地域や牛の種類の基準が厳しく、希少なブランド牛といえます。
〈第7位〉 冷やしラーメンにとりもつラーメン…
個性派揃いの「山形ご当地ラーメン」
山形県民はとにかくラーメンが大好き!総務省が毎年発表している家計調査では、2022年のラーメン(中華そば)の世帯当たりの年間支出額ランキングでは山形市が全国第1位!2020年まで8年連続で日本一のラーメン消費額を誇った、まさに“ラーメン王国”なのです。
そんな山形だからこそ、県内には多種多様な味のラーメンが存在しています。
細打ち縮れ麺とあっさりとした醤油味のスープが特徴の「米沢ラーメン」や、自家製麺率が高く、ワンタン麺なども有名な「酒田ラーメン」は正統派のご当地ラーメン。
個性的なものでは、山形市・栄屋本店が発祥の「冷やしラーメン」は、ラーメンのスープに氷を浮かべた、その名の通り冷たいラーメン。夏になるとお店の前には長い行列ができるほど大人気の逸品です。このほかにも、新庄市の「とりもつラーメン」もユニークで珍しいご当地ラーメンです。
〈第6位〉 刻み野菜でつくる郷土料理「山形のだし」
東北地方に位置する山形県。北国だから夏はさぞ涼しいのでは…と思われるかもしれませんが、実は山形の夏はとっても暑い!現在の日本の歴代最高気温は2007年に熊谷と多治見が記録した40.9℃ですが、それまでは山形が歴代最高気温40.8℃をなんと74年間も保持し続けていたのです。
そのため、山形の人々は”冷たいラーメン”といったひえひえグルメや、“だし”のような郷土料理を食べて、あつ~~い夏を乗り越えているんです。
「だし」というと一般的には出し汁のことを指すと思いますが、山形でだしといえば茄子や胡瓜、糸昆布などを細かく刻んで漬けた郷土料理のこと。夏野菜をたっぷり使用して作るので、暑さで疲れた体を冷やす作用も。とろりとした食感でいくらでも食べれてしまう味わいなので、食欲の落ちる夏にぴったりの料理です。
なお、使う食材やレシピは各家庭によって多種多様!きゅうりやオクラ、枝豆を入れるなどアレンジも自由自在な“我が家流の味”がある料理でもあります。
〉レシピもご紹介中!郷土料理「山形のだし」 もっと知りたい方はこちらの記事から
山形のだし
清川屋で取り扱っている「山形のだし」は、ねぎやみょうが、大葉などが入ったもの。さっぱりとした味わいで、思わずご飯をおかわりしてしまう癖になる味わいです。
ご飯のおともにはもちろん、冷ややっこにかけたり納豆と和えたり、そうめんと一緒に召し上がるのもおすすめです。
〈第5位〉 山形県民のソウルフード「玉こんにゃく」
山形名物といえば「玉こんにゃく」、通称“玉こん”です。その名の通り丸い形をした蒟蒻で、山寺や羽黒山をはじめとした山形県の観光地の出店や、県内のお祭りの屋台でよく販売されていますが、全国的には珍しいのではないでしょうか。
4~5玉を串に刺し、あつあつのお団子のように食べる玉こんにゃく。地域によって味付け方が異なり、内陸地方では、こんにゃくを転がして炒り、タレをからめて表面に色を付けるのが主流、庄内地方ではおでんのようにだしとタレで煮詰めるのが主流です。
〈第4位〉 愛され続けるご当地グルメ「芋煮」
山形の秋の風物詩として全国的にも有名な「芋煮」。里芋、お肉、ねぎ、こんにゃく等を鍋で煮込んでいただく、山形を代表する郷土料理です。
この時期になると、山形県民の関心は「芋煮会」でいっぱい。毎年9月には、山形市で「日本一の芋煮会フェスティバル」が開催されるほか、各地の河川敷は家族や友人等の団体で大賑わい。スーパーには芋煮の具材はもちろん、野外用の大鍋のレンタルや薪の販売も行われるほどの一大イベントなのです。
山形県は大きく内陸地方(村山・最上・置賜)と庄内地方の4つのエリアに分けられるのですが、地域によって使用する食材や味付けが異なるのが芋煮の特徴。
山形市を中心とした村山地方では、牛肉を贅沢に使い、甘めの醤油で味付けをするのが主流。一方、庄内地方では、豚肉にコクのある味噌味で味付けをするのが一般的です。(諸説ありますが、庄内地方は古くから養豚がさかんだったため、豚肉を使うようになり、味付けも豚肉にあう味噌味が定着したのでは…と言われています)
このほか、山の恵みが豊富な県北部・最上(もがみ)地方では山菜やキノコを入れたり、県南部・置賜(おきたま)地方では木綿豆腐を入れ、隠し味に味噌を使用する地域もあるんですよ!一口に「芋煮」といっても地域差があるのがおもしろいところです☺
〉ソウルフードへの愛が止まらない!芋煮のスタッフエピソードブログもぜひ
〉はじまりは魚だった!?意外と知らない芋煮の歴史
清川屋のいも煮
清川屋では、芋煮の材料をお届けする秋限定のミールキットのほか、料亭が作る上品な芋煮や、あたためるだけで手軽に楽しめるレトルトまで幅広くご用意しています。ぜひ、山形県民が熱愛する郷土の味を楽しんでくださいね。
◆ミールキットご注文受付期間の目安:
9月上旬~10月末頃まで
〈第3位〉 とろける食感が美味!西洋梨の女王「ラ・フランス」
「ラ・フランス」も山形を代表するフルーツのひとつ。全国の生産量の約8割が山形県産のラ・フランスで、山形県では県産ラ・フランスの品質を維持するため“販売開始基準日”が決まっています。
いまでこそ”西洋梨の代表格””西洋梨の女王”と称されるラ・フランスですが、一昔前まで「みだぐなす」といわれていました。これは山形弁で「見栄えが悪い・かっこ悪い」という意味で、緑色でごつごつした見た目から敬遠されてきた過去があります。そんなラ・フランスですが、追熟させるととろりとなめらか、上品で甘く、滴る果汁が絶品!と話題になり、今日の人気につながっているのです。
〈第2位〉 鶴岡名産の旨い枝豆「だだちゃ豆」
近年じわじわと知名度を上げているのが、鶴岡の名産「だだちゃ豆」。“枝豆の王様”とも呼ばれるだだちゃ豆は、山形県内に150種類以上もある在来野菜のひとつです。
だだちゃ豆はさやに茶色いうぶ毛が生えており、小ぶりでさやのくびれが深いのが特徴。見た目はいまいち…ですが、甘み・旨み・香りが強く、一度食べたら忘れられない味わいで人気を博してきました。
「だだちゃ」とは庄内地方の方言で「お父さん・おやじ」という意味。諸説ありますが、その昔、だだちゃ豆を食べた庄内藩のお殿様があまりの美味しさに「あのだだちゃが作った豆が食べたい」と言ったことが名前の由来とされています。
実はだだちゃ豆はとても繊細な枝豆。鶴岡周辺の土壌ではとても美味しく育つのですが、他の地域で育てると味が落ちてしまいます。
土地を選ぶわがままな枝豆は、わずか数軒の農家が江戸時代からその美味しさを代々守り続けることで今日まで受け継がれてきました。
清川屋のだだちゃ豆
清川屋ではだだちゃ豆発祥の地・白山(しらやま)地区のだだちゃ豆をはじめ、ギフトにも対応できる豊富なラインナップをご用意しています。
また、夏が旬のだだちゃ豆を年中楽しめる「冷凍特選だだちゃ豆」や、だだちゃ豆を使った名菓「だだっ子」「だだっパイ」など様々なだだちゃ豆関連商品を取り扱っています。
◆ご注文受付期間の目安:7月上旬~8月下旬頃
〈第1位〉 山形県を代表するフルーツ「さくらんぼ」
山形と聞いて連想される食べ物といえば、やはり「さくらんぼ」ですよね。
令和2年のさくらんぼの生産量は全国計17,200tですが、山形県は約13,000t。全国シェア75%以上を誇ります。
日本にさくらんぼが入ってきたのは1860年(明治元年)、開拓使等によってアメリカから輸入されたといわれています。その後全国各地で栽培が試みられましたが、収穫時期が梅雨と重なるため、ほとんどの地域で生育が失敗。梅雨の期間が比較的短く、霜害や台風被害の少ない山形県周辺だけがうまく実績を残し、「さくらんぼ王国」と呼ばれるまでさかんに栽培されるようになりました。
さくらんぼにはさまざまな種類がありますが、名実ともに人気No.1なのが「佐藤錦」。6月中旬に収穫され、酸味と甘みのバランスが良く、“さくらんぼの王様”と称される品種です。
佐藤錦に次いで人気の品種が「紅秀峰(べにしゅうほう)」。7月初旬に旬を迎える、比較的大粒のさくらんぼです。糖度が高く、ぱりっとした歯触りで、少し早めのお中元としてギフトにも選ばれる品種です。
もらって嬉しい♪食べて美味しい♪山形のご当地グルメまとめ
いかがでしたか?ご紹介した以外にも、山形には老舗漬物店の名物お漬物や、温泉地の名物餅など、まだまだ美味しい名物・ご当地グルメがいっぱいです!
首都圏・関東地方からは飛行機で最短1時間!実は意外と近いかも!?な東北・山形へお越しの際はぜひ山形の美味しい名物を召し上がってみてくださいね。
山形のご当地グルメ・お土産は清川屋各店でどうぞ
わたしたち「清川屋」は山形・宮城で東北・山形が誇る名物(特産品)を幅広く販売しているお店です。山形県内には駅や空港、ショッピングセンター内など交通や観光の要所にコンセプトの異なる10のお店がございます。
山形ならではのおみやげをお探しの観光客の方にはもちろん、四季折々のフルーツやこだわりのセレクト商品の詰合せも展開しているため、“山形らしい贈り物”をお探しの地元のお客様にも長年ご愛顧いただいているのが特徴です。
今回ご紹介したご当地グルメのほかにも、山形のおみやげ菓子や常温で持ち歩ける食品、日本酒やワインなどのお酒、可愛らしい民芸品もお取り扱いしています。
だだちゃ豆のソフトクリームや玉こんにゃくのイートインスペースのあるお店や、日本酒の有料試飲を楽しめるお店もございますので、山形へお越しの際はぜひ足を運んでみてくださいね☺
山形の特産品・名物なら清川屋
清川屋のお店は山形県内10店舗のほか、宮城県内にも2店舗のお店がございます。
交通の要所やショッピングセンター内などアクセスも抜群です!旅のしめくくりにぜひ清川屋各店へお越しください。