福原鮮魚店コラボおせち、お披露目まであと少し!

福原鮮魚店とのコラボおせちも3年目。今年はより良いおせちを、さらには1段のおせちもご用意しよう、と打合せを重ね9月末、清川屋にサンプルおせちが届きました。その後の様子をご紹介します。

何度も打合せを重ね、配送実験を繰り返し、ここまできました

こんなメニューがよいのでは、と打合せを重ねて決まったおせち、さてどんな風に仕上がったのか、ドキドキしながら蓋を開けます。

さて、無事に届いたのか!?緊張の一瞬

美味しそうなおせち!一見何の問題もないように見えましたが、よくよく見ると少しずれている品があったりとまだ少し改善が必要な点を確認。福原鮮魚店にフィードバックし、また改めて送っていただくことになりました。

その後は試食です。

真剣なまなざしで一品一品を確認します


昨年よりも彩りが増えて、華やさがアップ!

と打合せを重ねてきたスタッフから感激の声。

その中からスタッフ鈴木のおすすめ品をピックアップ😋


・棒だら(1段、参の重)
悪く言うと生臭いイメージを持っていましたが、初めて食べて驚きました。
まったく臭みがなく、ちょうどいい塩梅の味付けでとっっても美味しい。
骨もほろっと全て食べられ、福原鮮魚おせちの中で一番食べていただきたいおすすめの一品です。


・タコ照焼き(1段、壱の重)
昨年までは「タコのやわらか煮」でしたが、「もっと柔らかくしてほしい」等お願いしていました。
今期「タコ照焼き」に変わっている!と思い試食すると優しい味つけで甘しょっぱく、スッとかみ切れて美味しかったです。


・最上鴨ロース(1段、弐の重)
鴨を初めて食べました。家庭でも照焼き?煮つけ?にしてでてきましたが、食わず嫌いで食べたことはなかったです。。
恐る恐る食べてみると、これもくささがなく、「鴨ってこういう味なんだ!」と感動。あっさりしてますが、噛むごとに旨味が口に広がりました。

写真奥が【壱の重】手前左が【弐の重】手前右が【参の重】です。たっぷり23品

スタッフ佐藤からは3段重箱別の感想が届きました。

【壱の重】

定番の黒豆や伊達巻きなどおせちらしいメニューは
しっかりとした味付けで、お酒が進みます


ぷりぷりでしっとりジューシーな「有頭海老」と、やわらかい「タコ照焼き」が美味しかったです。「栗きんとん」は結構甘めでした。

→この3品はいずれも1段にも入ります✨

【弐の重】

福原鮮魚店得意の魚介を彩り豊かに入れながら
「馬がっき」「とりもつ煮」など、新庄の伝統料理も詰め込んだ珍しいお重


右上から時計回りに

・とこぶし(1段にも入ります)
歯切れがよくてクセもなく食べやすいお味。
・ホッキサラダ
マヨネーズ感が強い?味付けがしっかりしていました。


・馬がっき(1段にも入ります)
生姜がしっかり効いているので獣臭さはありません。すじ肉はホロホロですが、噛み応え?がある感じです。

新庄市では牛・馬のすじ肉などを「がっき」と呼び、酒やしょうゆなどで煮込んだものを
「がっき煮」と言います。鶏軟骨に似たコリコリ感があり、お酒の肴に最高の逸品


・最上鴨ロース(1段にも入ります)
去年試食したときはちょっとクセがあるなと思った気がするのですが、今年はしっとりとして臭みもなく食べやすいなと思いました。
・ままかり酢(1段にも入ります)
マリネのような感覚。酸味が効いていて、さっぱりと食べられます。


・新庄名物鳥のもつ煮(1段にも入ります)
初見の際、ザ・もつ!という見た目だったのでちょっと食べるのをためらってしまいましたが、見た目に反した上品なお味でぷりぷりでやわらかいモツの食感も、しっとりしたキンカンもおいしい!たまごの卵黄ほどいい意味で卵臭さがないというか…
私は福原鮮魚店さんのおせちの中で一番好きです。

「とりもつ煮」は新庄市の郷土料理で「とりもつラーメン」も名物です。
コリコリとした食感と、濃い目の味付け。ネギや七味を添えても美味。

・煮しめ(3段のみの御品です)
出汁で炊いた優しい味。

・焼鮭(1段にも入ります)
魚屋さんだけあって、いい塩梅の焼き加減

【参の重】

鯉の甘露煮や棒だら煮は山形のお祝いに欠かせない逸品です
ローストビーフや鶏味噌粕漬は厚切りでこのお重だけで満足感が得られます

これも右上から時計回りに


・棒だら(1段にも入ります)
甘めのタレでしっかり煮付けられていて、臭みもなく食べやすい。骨も食べられますが、一部ちょっと硬いと感じる部分もあるようです。

・鶏味噌粕焼(1段にも入ります)
味噌よりも粕の印象が強い味。冷たいまま食べるより、温めた方がおいしいそうです。

・ローストビーフ(1段にも入ります)
赤っぽさが残っていていい色合いでした。1枚が結構大きいので食べ応えもあります。味付けはあっさりしていて、お肉の旨みをじわじわ感じます。


・鯉甘露煮(3段のみの御品です)
こちらも甘めのタレ。棒だらよりはちょっとクセがある味かなと感じました。

山形のお正月には欠かせない料理です。鯉の弾力ある肉質に甘辛さが絡み
どこか懐かしい味わいです。(召し上がる際は骨にご注意ください)


全体としては、焼鮭・酢漬けレンコンにハジカミ、パセリなど、昨年よりも彩りが増えて、華やさがアップしたなという印象で嬉しかったです。

この後に改善されたおせちをいただき、10月中旬に撮影を行いました。お披露目までもう少しです!


この記事で紹介した商品はこちら

福原鮮魚店×清川屋コラボ おせち

「正月は山形の縁起物を食べて過ごしたい」という声に山形県新庄市で創業昭和20年、魚料理が自慢の「福原鮮魚店」が応えました。
山形の伝統料理を織り交ぜた魚屋のおせちは兄弟店であり、ミシュランガイド横浜・川崎・湘南でビブグルマン(コストパフォーマンスの良いおすすめのお店)を獲得した「鮨福原」の大将・福原直樹氏が監修しました。
鯉の甘煮や棒だら煮など、昔から山形のお正月や祝い事で食べられてきた食材を取り入れつつ、ままかりやタコ照焼きといった、自慢の海産料理と伝統の縁起物をバランスよく詰めた、どこか懐かしい味わいのおせちです。
作りたての美味しさを、冷蔵状態でお届けいたしますので届いてすぐにお召し上がりいただけます。

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