目次
世界で一番生産量が多いのは?
教えます、スイカのあれこれ
すいかにはさまざまな品種(種類)がありますが、あなたはいくつご存知ですか?
世界で一番生産量が多い国は中国で約7割を占めるそうです。
今回はスイカのあれこれから山形のすいかの魅力、清川屋で取り扱っている西瓜の品種をご紹介します。
世界と日本、山形のスイカの歴史
スイカの原産地はアフリカ大陸、現在のスーダンを含むサハラ砂漠南部地域と言われています。古代エジプトの壁画にもスイカが描かれており、4000年以上前から栽培されていたことがわかります。その後、スイカは交易を通じて地中海沿岸地域、アジア、そしてヨーロッパに広まったとされています。
日本には16世紀に中国を経由して伝わり、最初に栽培が記録されたのは江戸時代で、当時の農書にもスイカが登場しているようです。
また、山形県でのスイカ栽培は明治時代に始まったとされ、特に尾花沢市がスイカの産地として有名です。尾花沢市の気候条件がスイカ栽培に適していたため、スイカの生産が盛んになりましたが、今では山形県の主に内陸の地域で多く生産されています。
山形は夏スイカ生産量日本一
山形県は日本国内でスイカの生産量が全国第3位(1位は熊本県、2位は千葉県)ですが、7月~8月に収穫される夏スイカは、山形県が全国1位の生産量を誇ります。
年間生産量は約32,400トンで、特に尾花沢市で生産される「尾花沢スイカ」が有名です。収穫時期は7月下旬から8月中旬にかけてで、この時期には市場に多くの山形県産スイカが出回ります。
春スイカと夏スイカの違い
春スイカと夏スイカにはいくつかの違いがあります。春スイカは3月から6月にかけて収穫され、主にビニールハウスで栽培されます。これに対して夏スイカは6月下旬から10月上旬にかけて収穫され、露地栽培が一般的です。春スイカは糖度が高く、固めの果肉が特徴ですが、夏スイカは柔らかく瑞々しい果肉を持っています 。
山形県のスイカがおいしいわけ
山形県のスイカが美味しい理由は、山形県の特有の気候条件にあります。昼間の高温と夜間の低温の寒暖差が、スイカの糖度を高め、シャリシャリとした食感を作り出します。また、山形県の生産者は土壌の改良や適切な水管理を行い、高品質なスイカを育てるための努力を惜しみません。
赤いスイカと黄色いスイカで違う?すいかの栄養素
スイカは、約90%以上が水分で、夏の水分補給に最適です。また、栄養豊富で健康効果も高い夏の代表的な果物です。ビタミンC、ビタミンA、カリウム、シトルリン、リコピンなど、多くの有益な成分が含まれており、暑い夏を乗り切るために、ぴったりです。
赤いスイカと黄色いスイカで栄養成分が違うのか調べてみたところ、赤いスイカにはリコピンが、黄色いスイカにはキサントフィルが含まれているそうです。
清川屋のすいか ラインナップその1 尾花沢スイカ
■受付時期:6月上旬~7月下旬頃
■収穫時期:7月中旬~8月上旬頃
夏スイカ日本一の「尾花沢スイカ」は県北東部の尾花沢市を中心に村山市・大石田町で栽培されています。特徴は何と言っても歯切れの良いシャリシャリとした食感が特徴でそれに加えスイカを頬張った瞬間に広がる甘さが、いっそう美味しさを際立たせます。
清川屋のすいか ラインナップその2 金色羅皇(こんじきらおう)
■受付時期:6月上旬~7月下旬頃
■収穫時期:8月上旬~8月中旬頃
メディアにも紹介される注目の品種です。
金色の果肉がひときわ目を惹く、2020年生まれの新品種「金色羅皇(こんじきらおう)」。最も特徴的なのがその甘さ。スイカはおよそ糖度12度程度ですが、金色羅皇は15度以上になることもあります。一口食べるとスイカのシャリ感と濃厚な甘さの両方が楽しめます。
清川屋のすいかのラインナップその3 【NEW】ブラックジャック
■受付時期:6月上旬~7月中旬頃
■収穫時期:7月下旬~8月中旬頃
2024年初登場!
ブラックジャックという名の通り、スイカに特徴的な「縞模様」がなく、果皮の色が黒に近い緑色です。
また、種がなく、シャキシャキで瑞々しい食感で、さわやかな甘さが特徴のスイカです。
種なしスイカは栽培の難しさや食味などの難点があり、なかなか一般に普及しませんでした。しかし、ブラックジャックはその壁を打ち破り、食味は繊維が少なくシャリッとした食感で、糖度も他の大玉スイカと同程度ありコク深い味わいです。
まだまだ希少な品なので、サプライズの贈り物にもおススメです。
清川屋のすいかのラインナップその4 【NEW】ピノガール
■受付時期:6月上旬~7月上旬頃
■収穫時期:7月中旬~7月下旬頃
2024年初登場!
種まで食べられる新時代のスイカです。
皮も薄く、シャリ感もバッチリで高糖度の果汁があふれ、食べやすいうえに美味。
「マイクロシード」とよばれる種は、通常のスイカの1/4の大きさの種で、実際に食べてみるとわかりますが、ほとんど種の存在を感じません。
たまに噛んでも種の苦みなどもなく、スイカのおいしさを邪魔しませんので、種を出すのが面倒だという方に特におすすめのスイカです。
〈まとめ〉夏スイカ生産量日本一の山形スイカに今後も注目です
シャリッと爽快!栄養たっぷり夏の風物詩。夏の暑さと朝晩の冷え込みが厳しい土地で糖度が上がり甘く育った旬の味を新鮮なうちに産地直送。食べ比べをして味の良い、自分好みのスイカを探すのも楽しいかもしれません^^
山形スイカから目が離せません!清川屋ではこれからもスイカ情報を更新予定です。