すっかり日が短くなり、冷え込む日が増えてきましたね(((=_=)))
寒くなると食べたくなる、あんこが詰まったほっかほかのこの焼菓子…あなたは何と呼んでいるでしょうか?
「今川焼」「大判焼き」がメジャーな呼び方のようですが、山形で一般的に呼ばれている名称は「あじまん」。
冬の時期、ネット上ではしばしば呼び方論争が巻き起こっているこの焼き菓子ですが、「あじまん」はその中でも山形県独特の呼び方なんです!
今回は、実は清川屋のSNSでも注目度が高い「あじまん」にフォーカスを当てつつ、
「あじまん」が好きで好きでたまらない、清川屋スタッフからの熱い「あじまん愛」を語っていただきました(*^▽^*)
色々呼び方がある焼菓子、「あじまん」って何?
このブログを読んでいて、「あじまんのこと知っているよ!」
という方は前述のとおり、圧倒的に山形の方が多いと思います。
小麦粉でできた生地にあんこがずっしりと詰まったまあるい焼菓子のことを、山形県民の多くは「あじまん」と呼んでいます。
ですが、実はこの「あじまん」という名前、山形県を中心に冬季限定でチェーン展開している大判焼きのお店の名前なんです!
昭和40年創業された「株式会社あじまん」は、
もともとは天童市初のスーパーマーケットだったそうです。
そのときお店の店先で売り出した北海道十勝産の小豆を使った、自家製餡たっぷりの大判焼きが大好評!昭和55年より山形県内のスーパーマーケットの敷地内に小さな小屋を建て、冬季限定で大判焼きを販売するようになりました。これがあじまんのはじまり。
ちなみに初めから「あじまん」という名前だったわけではなかったそう。
もともとは味自慢(あじじまん)の商品にしたい…という想いから、赤ちょうちんに「あじじまん」という名前で展開していたのだとか。そこから「あじまん」になったそうですよ!
あじまんは”私の冬の喜び”…清川屋スタッフが語る<あじまん愛>
そんな、長年山形県民に愛される「あじまん」のことが好きで好きでたまらず、
「あじまんの特集ブログを書くのなら、是非語らせて欲しい!」
という清川屋スタッフ栗原さんに、「あじまん」に対する思いを聞いてみると…
10月が近づき、寒くなってくると「もうすぐあじまんが来る!」と心が浮き立ちます。
あじまんさんがお店を出す10月~4月の間、何度に足を運びます。
子供達もすっかりあじまんファンで、
「おかあさん、あじまん来てたよ!」と喜びの報告をくれるほどなんです!
北風をあびながら、あじまんの列に並び、
速足で車に戻って、ほんのり温かく、やわらかなあじまんをそっと手にとります。
そして、はむっとかじりつく、あの瞬間。
たっぷりのあんこが口いっぱいに広がって、まさに至福のひととき。
今まで、かなりの数の今川焼を食べ歩いてきたのですが、
生地感、小豆の風味、甘さ、食感、塩加減、後味、
どれをとっても、あじまんに勝るものに出会ったことがありません。
と、まるでその場にいるかのような空気感溢れる「あじまん愛」を語っていただきました!
「こんなに贅沢にあんこたっぷりなのに、200円以下で食べられるなんて、このご時世、赤字になっていないのかしら?とちょっと心配><」
「『あんこ』も勿論おいしいのですが、『カスタードクリーム』もまたおいしいので…。どちらにするか迷って、結局両方食べちゃう(笑)」
と続けて語る栗原さん。「あじまん愛」は止まりません(*´艸`*)
そんな栗原さんにも、「あじまん」を知ってしまってから、アンラッキーなことが一つあるようで……
それは、どこの今川焼を食べても、納得できなくなっちゃったんです!
あじまんと同じ形のものを見ると、つい期待してしまって
お祭りの屋台やスーパーでも各所で手にとってしまうのですが……
一口食べて、「ああ…やっぱりあじまんじゃないと…」
と、悲しみを感じてしまうのです。
それでも懲りずに買っちゃうんですけどね(笑)
と、「あじまん」を愛する栗原さんならではのちょっとほっこりなアンラッキーを教えて戴きました(*´∀`)
愛される理由はあんこにアリ!<「あじまん」の十勝粒あん>
これ程までに「あじまん」が長年山形県民に愛される理由……それはあじまんに使われている自家製餡の美味しさにあります。
「あじまん」の美味しいあんこは、北海道十勝産の小豆を使って丁寧に炊いたもの。添加物は入っておらず、甘さ控えめな優しい味わいです。
創業当時の味を守るため、大量生産はせず、昔ながらの銅釜で少しずつ丁寧に炊き上げているのだとか……自家製餡に対するこだわりがうかがえますね!
そんな「あじまん自慢の十勝粒あん」ですが、実は販売をしているのは「あじまん」の店舗と清川屋のみなんです(゚д゚)!
山形県をはじめ東北・関東・中国・九州地方の約250店舗で冬の時期しか味わうことができませんが、十勝粒あんなら清川屋の通信販売でお取り寄せ可能!全国どこででも味わうことができちゃいます。
甘さ控えめなのでどんな料理にもなじむのが嬉しいところ。こちらもリピーターの多い「女鶴もち」や「出羽のもち」と一緒にあんこもちにして召し上がるのもおすすめですよ🙌
山形県民が愛する「あじまん」の粒あん、ぜひこの冬召し上がってみてはいかがでしょうか?