〈スタッフレポート〉お客様に会いに行きました♪ 初めての試み!スタッフ総出で作り上げた“体験型交流イベント”
目次
私たちから会いに行こう!体験型交流イベントを初開催
11月2日(土)、東京にいながら山形の秋を感じてもらう体験型交流イベントを開催しました。その名も「清川屋のあじわう会」。
このイベントを催すきっかけとなったのは、複数のお客様からのお声でした。
「東京にお店は出さないのですか?」
「清川屋さんに山形の魅力をもっと県外に発信してほしいです!」
なるほど、どんなことができるだろう?社内でアイディアを出し合ってみると会議は予想以上に大盛り上がり!
「生産者さんとのつながりを活かして物産展はどう?」
「試食会もいいよね」
「いっそ山形旅行のツアーを組んでみる!?」
「…せっかくだから普段お会いできないお客様のもとへ、私たちのほうから会いに行く企画にしてみようか!」 「それいいかも!!」
――こうして今回の体験型交流イベント「清川屋のあじわう会」の開催が決まったのでした。
とはいえ、こういったイベントは初めての試みです。様々なプロフェッショナルの方に助言やお手伝いをお願いし、試行錯誤しながら準備をすすめた数ヶ月間でした。
はじめはプロジェクトメンバーを中心に進んでいたのですが、おもてなししたい想いはどんどん膨らみ、その想いは社内全体へと波及!
社内で参加者を募ったところ次々と手があがり、宮城店舗スタッフや本社スタッフも含め、清川屋スタッフ総勢23名で東京へ向かうことになりました。
そんな当日の様子をスタッフくりはらとスタッフさとうがレポートいたします。
ちょっと長いですが、どうぞ最後までお付き合いいただけると嬉しいです☺
〈スタッフくりはら〉司会を担当…もっとお話ししたかった!
スタッフくりはらです。当日は司会を担当しておりました。
夢のような時間が過ぎ、なかなか日常に戻れずにおります。
初めての司会ということで、失礼があってはいけない><と最初は緊張でいっぱいだったのですが、
飲み物やお食事がはじまると、「あの取り組みのことも伝えたい!」「この商品のことも伝えたい!」と、お客様に伝えたい思いだらけで…緊張は二の次三の次になりました。
本当はもっとお一人おひとりとお話したかったのですが、
司会を進行するので精一杯だったことが悔やまれます。
でも、お見送りをしたときに「にこっ」と笑顔を寄せてくださったお客様がたくさんいて、不慣れながらも、何かしら思いが伝わったのかな…と、とてもうれしく感じました。
20年勤めて初めての、通信販売でのリアルイベント。
これからもどんなふうにお客様とお会いできる機会が作れるかな…といまから楽しみです。
お客様と直接お会いできた、特別な時間
素敵な会場で、清川屋らしい“あじわう会”を開催出来て感無量でした…!ここからは当日の様子を詳しくご紹介しますね♪
会場は、東京駅日本橋口を出てすぐ目の前のオシャレなオフィスビルの一角!
エレベーターを上がってすぐに、お客様をお迎えする受付と特産品のコーナーを設けることにしました。
「お客様にぜひ手に取って実際にみていただきたい!」とスタッフたちが厳選した清川屋ならではの品々を山形から運んで作った特産品ブース。
(ディスプレイに使っている飾りや備品も山形・宮城の清川屋各店から持ってきたものを使ってスタッフ総出でセッティングしたんですよ!)
当日の東京は台風の影響もありあいにくの雨…。
交通ダイヤの乱れもあり心配していたのですが、足元の悪い中にもかかわらず、次々とお客様がお見えになり、あじわう会が始まりました。
「楽しみにしていましたよ」「わざわざ東京にきてくれてありがとう」と声を掛けてくださるお客様もいらっしゃって、本当にありがたかったです><
まずはワークショップから!
司会は講習会等でお世話になっているファシリテーターの青木マーキーさんとスタッフくりはらがつとめました。
青木さんは司会進行のプロフェッショナル!楽しく軽快なトークでぐんぐんとひっぱってくれました。
まずは開催に先立ち、代表取締役の伊藤から皆様へご挨拶。
開催の経緯や日頃の感謝の想いなどをお伝えさせていただきました。
続いて体験型イベントのコーナーです。
山形県酒田市の農園貞太郎さんがご協力くださり、これからの時期に美味しい赤かぶ漬けのワークショップを行いました。
農園貞太郎の代表・遠藤さんが、自然環境に優しい、持続可能な新しい形の農業の取り組みについてご説明くださいました。
農業が、地球全体のCO2の排出に大きくかかわっているとは知らず…
環境の面だけではなく、地域の食文化を守っていく活動にも幅広く取り組んでいらっしゃるんですね!
次は開発担当の土田さんにバトンタッチ。
お客様の各テーブルに配られた、水色のバックの中身を使います。
「これは昨日うちで採れた赤かぶなんですけど~」
と、新鮮な赤かぶを取り出し、包丁でザクザクとカットする土田さん。
「これに塩をいれて…口を閉めたら、もみもみもみー!としてください」
土田さんの言葉を聞いて、一斉に、袋に入ったカブを、ワシャワシャと揉み始めるお客様。手を動かすことで、少し緊張していた雰囲気も和やかになったような…
水を一度出して、砂糖をいれて、お酢を入れて、赤カブ漬の完成!
とはいえ、美味しく食べられるのは数日後から、とのこと。お客様のご自宅で、今頃美味しく漬かっているといいなあと思いをはせます。
山形の地酒も充実!飲み物コーナー大盛況でした
お食事の前に、まずは乾杯!
山形の飲み物コーナーには、亀の尾の日本酒、タケダワイナリーのワイン、地ビール、ラフランスジュース、こだわり焙煎麦茶、勘右衛門そば茶など、清川屋自慢の飲み物が並びます。
「さっき飲んだんだけど美味しくて~♪」と何度も並んでくださるお客様も!
飲み物コーナー担当スタッフの、志賀や五十嵐の明るい声も響いて、会の最後まで飲み物を楽しんでいただけかと思います。
乾杯の挨拶は商品部真島より。
お客様と一緒に唱えた「乾杯!」の言葉が、会場に響きました。
山形をあじわうお食事を…
スタッフさとうです。当日は受付と配膳を担当していました。
出てくるお料理がどれも本当に美味しそうで…自分も食べたいなぁと思いながら運んでいました。
さて、お待ちかねのお食事がスタートです!
まずは前菜に、だだちゃ豆とお漬物の盛り合わせ。
鶴岡の在来野菜・民田茄子を使ったピリッと辛いからし漬やさくらんぼのしば漬、食菊文化が根付く山形ならではのお漬物「晩菊」などさまざまなお漬物が並びます。
これだけのお漬物を一度に頂く機会はないので新鮮!とお客様も興味津々の様子☺
お次は、山形の秋を代表する「いも煮醤油味」そして、農園貞太郎さんが育てた「つや姫」。炊きたての白く美しいお米に、「お米がつやつや!」とお客様からの喜びの声をいただきました。
新米も芋煮も大好評で、複数のお客様からおかわりできる?と声を掛けられたんですよ。「やっぱり山形の人が作る芋煮は違うわね」とお褒めの言葉をいただいて嬉しかったです☺
メインは、米沢牛のハンバーグに、サワラの塩焼き、旬の庄内柿のサラダ。
そして、今年たくさん収穫された規格外品のさくらんぼを活用した、サステナブルな「さくらんぼジェラート」もふるまわれました。
そして、一番歓声があがったのは、デザートプレート!
ほわいとぱりろーる、ミ・キュイカカオ、カヌレ・ド・ヤマガタなど、清川屋自慢のスイーツが盛り付けられて登場。お客様に笑顔がはじけました。
お料理をお持ちすると「あっ、このロールケーキ(ほわいとぱりろーる)知ってる!美味しいのよね!」と嬉しいお声を頂戴することも。写真撮影する方もたくさんいらっしゃいました☺
清川屋でのお買い物をリアルに楽しむ、お土産交換会♪
お食事を楽しんでいただいた後は、チケット交換会。お手持ちのチケットと、商品を交換する形でお買い物を楽しんでいただきました。
「さっき食べたあれが美味しかったから~」「これは買えるの?」「これが好きで、いつも買ってるのよ~」お客様から、続々とお声がけをいただきました。嬉しいですね!
最後はみんなでお見送り。
お食事等の合間でスタッフ達もお客様とたくさんお話ができました。
笑顔でエレベーターに乗り込んでくださる皆様に、本当にやってよかった…と胸をなでおろしました。遠くからも足を運んでいただき、ありがとうございました!
〈スタッフさとう〉受付&配膳を担当!お会いできた嬉しさであっという間の3時間
受付と配膳を担当したのですが、長年デスクワークのため立ち仕事に一抹の不安が…
加えてお客様へお食事を運んだ経験がほぼなかったため、粗相をしてしまわないかと実はとてもとても緊張していました。
が、いざ会が始まりお客様がお越しになると、緊張よりもやっとお会いできた嬉しさのほうが勝り、もちろん忙しくはありましたがとても楽しく、あっという間に時間が過ぎたという感じでした。
普段なかなかお話しする機会がないので、お客様と実際に交流できたのが何よりも嬉しかったです。
「佐藤さんってWEB記事書いてる?お名前に見覚えがあるわ!」「お料理や食材のこと、よくご存じですね。これはどんなものが使われているの?」などなど、お客様からたくさん声を掛けていたいてありがたい限りでした。
お越しくださったお客様、お力添えをいただいたすべての皆様、本当にありがとうございました!
余談ですが、当日はお客様への対応にとても忙しく、私たちスタッフ陣はほぼ休憩なく動き回っていたんです。
そんな折、「何も食べないと体力持たないよ!はい食べて!」と手渡されたのが、大きな大きな塩おむすび。
一口食べてびっくり!
なんて甘くて味が濃くて美味しいんでしょう!!
強めに効いたお塩がまさにいい塩梅で、はらぺこのおなかと疲れた体にじわ~~と沁みて、本当に本当に美味しかったんです!
一緒におむすびを頬張ったスタッフたちも「沁みる~♪」「美味しすぎる~!!」とあっという間に平らげてしまいました。
この美味しすぎるおむすびの正体は、お客様にもご提供した農園貞太郎さんのつや姫でした。「なるほどそれば美味しいわけだ!」と大いに納得!
社長の遠藤さんも「シンプルに食べるのが一番んめ(=美味しい)がらの」とお皿を洗いながらお話ししてくれたのが印象的でした。(遠藤さんたちはワークショップだけでなく、裏方作業も進んで手伝ってくださったんです…!本当に感謝しかありません><)
お客様も清川屋スタッフたちも「美味しい!」と大絶賛したつや姫はこちら
環境配慮米 つや姫
農園貞太郎さんが、手間を惜しまず環境にやさしい農法で育てたお米が「環境配慮米」シリーズです。今回のイベントではお米の食味ランキングでデビュー以来最高ランクの特Aを受賞し続ける、山形が誇るブランド米「つや姫」をふるまいました。
つやっつやの庄内米をぜひご堪能ください!
舞台裏も公開!スタッフ総出で作り上げたあじわう会
前日から会場入りし、開催ギリギリまで準備をしていた清川屋スタッフたちの様子も最後にご紹介します☺
会場設営にリハーサルにと慌ただしかったイベント前日。そしてお客様との交流で疲れが吹き飛んだ当日。私たちスタッフにとっても、非常に濃密な時間となりました。
初めての試みということで小規模での開催となった「清川屋のあじわう会」。
私たちスタッフも不慣れなことが多く、多くのプロフェッショナルのお力をお借りして開催出来たイベント。文字通り総出で作り上げた、手作りの体験型交流会でした。
会場に足を運んでくださった皆様には心から感謝申し上げます。
そして、いつかまたこのような体験型交流会を開催したいと思っていますので、その時にはこのブログを読んでくださったあなたともお会いすることができればうれしいです♪